胸の構造のキホンがわかる!おっぱいマニュアル

女性の胸は、男性より豊かで子どもを育てるための授乳にも必要なものです。

人によって大きさも違いますし、同じ胸でも全く違うものですよね。

女性にとって身近な存在の“胸”ですが、一体どんな構造なのか知っている方は少ないのではないでしょうか?

ここでは、胸の構造についてあらゆる面からご紹介します。

 

胸はほとんどが脂肪!基本的な組織って?

胸にはいろいろな組織が入り混じっている…と思いきや、そのほとんどが脂肪で出来ています。

9割が脂肪で、残りの1割ほどが乳腺脂肪なのです。

これらの細胞の大きさや数、割合によって、胸のサイズや形が変わるため、人それぞれ違う胸を持っているのです。

・母乳は“小葉”製造されて、乳管へ

母乳のもとは血液からできています。その血液がどこで母乳に代わるのかというと、乳腺です。さらに詳しく言うと、小葉という組織で母乳が造られ、乳管を通って母乳が運ばれます。

小葉と乳管が組み合わさると、ブドウの房のように見えます。そして、この乳腺の数は人によって個人差があり、乳腺が多いと母乳の出も良いです。

が、乳腺がすべて開通しているとは限らないため、母乳の出が悪い場合はマッサージをして乳腺を開通させることもあります。

・胸にしこり!?乳がんになる部分ってどこ?

日本人の死因で一番多いのは、悪性腫瘍(ガン)と言われています。
平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況

さらに、女性の場合は乳ガンを患う人も年々増加傾向にあります。

乳がんとは、胸のどの部分に発生するのでしょうか?

・乳がんは、小葉、乳管どちらにも発生する!

最も多い乳がんは、乳管の中にある上皮細胞に発生します。その他、母乳を作り出す小葉にできる場合もあり、それぞれ、乳管がん、小葉がんと呼びます。

また、発症例は乳管がんよりも少ないのですが、乳頭周辺にできるがんを、パジェット病と言います。

男性にも乳腺はあるため、レアケースで発症することはありますが、女性の乳腺数はとても多いため、乳がんのリスクが高く、女性特有の病気となっているのです。

 

“乳腺”を増やせば、バストアップも夢じゃない!

胸は脂肪を増やせば大きくなる!と思われがちですが、実は乳腺の数を増やした方が効率的なのです。

なぜなら、脂肪は乳腺の周りにつく仕組みだからなのです。

乳腺を増やせば自然と脂肪も増えます。この方が、脂肪を増やすよりも手っ取り早いですよね。

・乳腺を増やす方法とは?

乳腺を増やすには、規則正しい生活を送ることが基本です。

ストレスや睡眠不足、栄養の偏った食事は乳腺の発達を妨げる原因となります。

乳腺の発達には女性ホルモンが大きく関わっているため、女性ホルモンが最も活性化する夜間の間はしっかり睡眠をとり、休むことが大切です。

その他、乳腺マッサージを取り入れるのもおすすめですよ。

 

垂れた胸が戻らない!クーパー靭帯との深い関係

授乳やダイエットなどで胸のサイズが変わり、胸が垂れてしまった!という人、少なくないのではないでしょうか?

よく“垂れた胸はなかなか元に戻らない”と聞きますが、それはあながち間違いではありません。

・クーパー靭帯は一度伸びると元に戻らない

胸を支える組織として、“クーパー靭帯”というものがあります。

クーパー靭帯とは、ゴムのように伸び縮みすることが特徴で、コラーゲン組織がひとつの束になったものです。

このクーパー靭帯、ゴムのような働きがあるのにもかかわらず、一度伸びてしまうと元の状態に戻すことができません。

そのため、重力に勝てず、年を重ねるごとに胸が垂れてしまうのです。

胸が垂れないようにするためには、胸をキープすることが大切です。

美しい胸をキープするには、胸の基盤である“大胸筋”を鍛えることが有効です。

また、胸を支えるためにブラジャーは基本的にいつも着用し、ノーブラは避けましょう。

 

まとめ

胸は、女性なら必ずある、切っても切れない大切なものです。

それぞれ個性があり、あなただけの宝物とも言えます。

自分の胸と一度向き合い、胸の構造について知ったのを機に生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

 

胸の悩みはひとそれぞれです。
胸が小さくて悩んでいる人、大きくで悩んでいる人、形が悪くて悩んでいる人…
リント」というサイトには、そんな女性たちの悩みを解決するような記事がたくさん載っていました。

筆者自身が体験した下着のレビューや、おすすめ商品なども扱っているので、胸について悩んでいる女性にとって役立つと思います。

皆さんも色々なまとめサイトの中で自分にあった参考サイトを一つ見つけてみてはいかがでしょうか?